3ヶ月に1度は口内炎で苦しんでいる。一度罹るとだいたい2週間は治らない。食事はつらいわ、うまく喋れないわ、なんか頭痛までしてくるわでいいことなんて一つもない。当然だ。物心ついた頃からだから、だいたい30数年は悩んでいる計算になるのか。通算すると、四半期に2週間ってことは、年に2ヶ月間。つまり、60ヶ月間(5年間!)超もの間苦しんできたことになるのか…。ゾッとするわ…。
周囲に聞くと、自分は比較的口内炎になりやすい体質のようで、しかも、サイズも大きいらしい(平均7〜8mmの直径は有る)。同じ血を引いていても、弟はこれまで1回しかなったことが無いという。羨ましい。
ということで、
同じような苦しみを抱えているそこのあんた(≠世良)、オマエ、おたく、お前さん、そしてあなた!
最強で簡単な治療法(予防法)、見つかりましたんで伝えます!
ほとんどの場合、「チョコラBB飲みなさいよ」とか「ハチミツ塗りなさいよ」とか「パッチ貼りなさいよ」という助言をもらったことがあるだろう。なぜかわからんが自分には効かない。これを読んでいるあなたもそうではないだろうか。
※ただ、パッチはまだいい。うまく貼れれば半日は痛みから解放される。が、根本から治すような効果はあまり感じられないのだ。
【指定第2類医薬品】口内炎パッチ大正クイックケア 10枚 ※セルフメディケーション税制対象商品
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- 発売日: 2014/03/03
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で、「こうなったらプロに頼むしかない!」と耳鼻咽喉科や歯科の門をたたくわけである。
が、期待したのもつかの間、「まぁ、塗り薬出しときますよ」で終わらせられたことはないだろうか。お茶を濁されたようで、落胆したことだろう。
※一回だけ、硝酸銀かなんかで焼き切ってもらったことがあるが、効果てきめんだった。最初からこれやってくれればいいのにどうして他はやってくれないのか。とはいえ、今回は自分でなんとかする方法なので除外する。
とはいえ、その塗り薬(ケナログとか)にすがるしか無い。手をきれいに洗い唾液等の水分を極力除去した上で丁寧に綿棒で塗るしかないのである。しかも、しっかり塗らないとすぐに取れてしまうため、痛む患部に擦り込むようなやり方で。涙無しには語れない。濡れた瞳のまま、翌朝のいくばくかの治癒を期待しながら床につくのである。まさに泣き寝入りである。いや、違うか。
起床。
やっぱり痛いのである。全然効いてないではないか。そして憂鬱な一日が始まるわけである。即効性が無いのはわかるが、少しは薬らしさを見せい!と一喝したくなるのである。
前置きが長くなってしまったが、同士ならわかってくれるだろう。似たような思いをしてこられたのではないだろうか。ということで、解決策を伝えたい。
歯磨きの回数を増やす。
それだけである。リステリン等のマウスウォッシュが効く等の情報は知っていたが、こっちの方がシンプルだし、財布にも優しいだろう。せいぜい歯ブラシの交換タイミングが早まる程度だ。ちなみに、歯磨き粉はあまり関係無さそうな気がするので付けたければどうぞという感じか。
「なーんだ。」と期待はずれに感じた方もおられよう。だが、口内炎の話は実はオマケ程度で、本当はここからが本題と言っていいかもしれない。
歯磨きのおかげで病気知らずになった。
持病というほどではないが、毎年冬場になると咽頭炎か扁桃腺炎に数回は罹る。外出先から帰宅した際は手洗いとうがいを欠かさず行っていてもかかる自分が、今年は全く無い。また、家族全員が同時期インフルエンザだったのに、自分は風邪さえ引かなかったのだ。
ちょっと大げさに聞こえるかもしれないが、今年の冬の生活の質は格段に向上した実感がある。公私にわたり辛いこともあったが、それでも例年よりラクに過ごせている。健康サイコー。
誰かのお役に立てば幸いである。